1977 Stratocaster Refinish Journeyman Relic

Custom Order

ご予約を頂きまして誠にありがとうございます。
Fender 77年製 Stratocaster ボディのリフィニッシュを行います。

ご要望は前オーナーによるザクリの修正とボディをリフィニッシュし、ジャーニーマンレリックを行います。

内容は、
・ボディのリフィニッシュ
・シンクロナイズドトレモロ部及び、スプリングハンガー部のザクリを正しく修正する。
・アースの穴をハードテールタイプの穴から、シンクロナイズドトレモロタイプの穴に変更する。
・ニトロセルロースラッカーで塗装する。
・2トーンサンバーストに見える様な、レッドの幅の狭い3トーンサンバーストで塗装する。
・ブラックの幅は既存の塗装のブラックの幅と同じ。
・イエローのカラーは既存のカラーと同じ。

Journeyman Relicとは
Fender Custome Shopが独自で定めるビンテージ加工の度合いであり、その中で、Journeyman Relicは使用済みだが頻繁には使用されていない個体を意味する。
 長年にわたり受け継がれたり、所有者が変わったりしましたが、主に家の中で演奏され、ときどきジャムセッションや週末のライブに使用されました。
 長年にわたり丁寧に扱われてきましたが、仕上げの傷、木材に残る「自然な」傷やへこみ、
ハードウェアのくすみ、演奏による適度な摩耗が見られます。非常に程度の良い個体です。
(Fender Custome Shopより)

既存の塗装
既存の塗装
ichimonziで加工
ichimonziで加工

こだわりのポイントは
・オリジナルのイエローを再現する
・経年により、木目が塗装面に浮き出る様子を再現
・くすみ具合と自然なウエザーチェック
・レッドが少ない分イエローがきつくならないように調整しました。
・ピックガードや、ネックプレートなどの跡も加工
・キャビティ内もくすみ加工を施しました。

process

ブリッジ及び、スプリングハンガーのキャビティを塗装を剥がす前に修正します。
アース穴を埋めて正しいアース穴を開けなおします。
スプリングハンガーのキャビティ底が浅いため所定の深さに削ります。

修正前
修正前
修正後

塗装を取り除きます。

目止め加工及びイエローを塗布します。
下塗り塗装を行います。塗装回数4回、それぞれ研磨を行います。
ブラック、レッドを塗布します。
クリアを塗布します。塗装回数4回、それぞれ研磨を行います。

くすみ加工、ウエザーチェック加工を行います。

gallery

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